お知らせ

平成最後の師走、今年一年を振り返りつつ「前進あるのみ」!

例年になく暖冬と思えば急激な朝夕の冷え込み、平成最後の師走、皆様あわただしい日々にもご体調管理はいかがでしょうか。

社長の岩井健一です。

清水寺で発表された恒例の今年を表す漢字は「災」。多くの人が今年一年自然災害に被害を受け、翻弄され、心を痛めた結果として選ばれた「災」。熊本地震を経験した我々には特に感慨深い文字ではないでしょうか。

6月の大阪地震、7月の西日本豪雨、9月は大型台風21号が四国・近畿を縦断、北海道では震度7の大地震が発生・・。そもそも今年は日本列島を災害級の猛暑・酷暑が襲った夏でありました。異常気象や大規模な災害は地方公共団体と我々民間が緊密に連携し、日頃から防災・減災対策を練って備えておくべき身近な課題と言っても過言ではない時代に生きている、と自覚せねばなりません。

一方、スポーツでは平昌冬季五輪での日本選手団やテニスの大坂選手、サッカー日本代表の活躍等明るい話題の裏でアメフトやボクシング、相撲界など様々な問題も噴出。政治では年初来森友・加計学園問題他混乱が続きましたが、TPPの発効や働き方改革関連法、直近の改正入管法の成立に伴う外国人労働者受入れのルール作り問題等もあり、今後我が国の社会環境が過去に例を見ないスピードで大きく変わろうとしており、激動の昭和~平成で培ってきた価値観が見直されていくことになります。

今年一年、住宅業界でも様々な変化が生じていく中で、わたくしは試行錯誤をあきらめず「前進あるのみ!」と社員にも思いを伝えながら日々取り組んで参りました。弊社今年のテーマは上杉鷹山公の「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」であります。やる気の大切さを説き、どんなことでも強い意志をもってやれば必ず成就する、の意と解釈しております。我が国屈指の名経営者永守氏(日本電産会長)の経営哲学である「井戸掘り経営」や「千切り経営」を実践すべく、社員にも叱咤激励してきた一年間であったと振り返っておるところです。

さてイワイホームは今32期目の事業年度を迎え、様々な挑戦を行っております。新たに弊社ラインナップに加わった❛S!MPLE NOTE❜は弊社従来の家づくりの考え方に、様々な社会生活環境の変化や多様性を増すライフスタイル・ライフプランニングに対しても課題解決できる“家づくりの常識”、を加えより幅広い層の、多様な価値観を持つこれから家づくりを検討し始める潜在的なお客様にも共感・共鳴して頂けるコンセプトの住宅です。

『人生より高価なものはない』という考え方のもとに、快適さや暮らしやすさを保ちながら、シンプルですっきりした「機能美」と呼ぶべきデザインを生み出しています。不要なものは取り除きコストカット、経済的で合理的。「開放感」と「外からの視線」という一見共存できないとおもわれる2つの要素を、「採光は南からだけでなく家全体で」等シンプルノートの工夫で解決。緻密な計算に裏打ちされつつ日本風土に適した家づくりの実践であります。又、特に子育て家族の悩みである「散らかる・片付かない」もお任せください、「SIMPLE is clean」の設計で自信を持って解決いたします。土地の立地や面積に影響されず、その土地の持つ潜在的「土地力」とでもいうべき特徴を最大限有効活用できるご提案であり、まさに「SIMPLE is not simple(シンプルは決して簡素ではない)」。ご興味のある方は是非、弊社HP等をご参照頂き社員へお気軽にご相談下さいませ。

201812ブログシンプル2

 

201812ブログシンプル3

先に述べた「為せば成る、為さねば・・・」には続きがあるとされております。すなわち「成らぬは人の為さぬなりけり」がそれであります。

成果が得られないのは努力不足、思案ばかりで成果を上げようとする行動を起こさなければ、決して成果は得られない・・・。わたくしは「為す」とはすなわち、「現状を変え、実践・行動すること」だと考えます。そうすることで目標達成の状態に至る~「成る」と信じます。要約すれば「何事も、目標を設定して行動すればその目標は達成される」と信じてやみません。目標が達成されないのは目標を意識した行動をしていないためである、と思うのです。

かの有名なイギリスのチャールズ・ダーウィンはその著書「進化論」で『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは変化できる者である』と適者生存論を唱えました。ナイチンゲールは“『進歩し続けない限りは、後退していることになるのです。』という不屈の精神を持ち続け当時のイギリスの山積する課題に立ち向かい病院改革を成し遂げました。

新年はいよいよ新たな元号の年、次の時代において我々を取り巻く環境はかつてないスピードでダイナミックに変化していくことは間違いありません。

イワイホームは新しい年もこれまで同様変わらずお客様の幸せを第一義とし、弊社に関わるすべての方々に感謝の気持ちを持ちながら「ありがとうの家づくり」を正正堂堂と実践してまいります。と同時に、新しく展開する分譲地を中心に、これまでになかったような発想を取り入れた住環境と、より一層多様化する生活者目線での家づくり、トータルライフプランニング等小回りの利くご提案に心尽くし、お客様に感動していただけるよう事業展開を行って参ります。

新年5日より早速新しい分譲地でのイベントも企画しております、どうか様々なメディア等を通してイワイホームが発信し続ける情報にご期待くださいませ。

なにかと気ぜわしい年末をお迎えのなか、どうかご自愛にて新年が皆様にとって「災いの無い」より良き年となりますようお祈りいたしいたします。

今年も一年間弊社をご愛顧頂きましてありがとうございました。