お知らせ

万感の想いを込めて4月、新年度を迎えました。


社長の岩井健一です。

熊本県知事選挙の結果、蒲島県知事体制が継続することとなりました。引き続き蒲島知事の強いリーダーシップのもと地方創生のトップランナーとして、また人口減少等の課題に光明をお示し頂き、県民をより良き方向へ導いてくださるものと期待しております。

先月の3月11日、甚大な被害をもたらした東日本大震災と福島原発事故から丸5年という節目を迎えました。いまだ多くの方々が行方不明であり、18万人にも及ぶ被災者の方々がプレハブの仮設住宅などで不自由な避難生活を強いられておられます。あらためて犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。

思い返せば2012年7月、熊本も広域大水害に見舞われ多くの方々が被災されました。

熊本県優良住宅協会では前福永理事長(現会長)の時に、協会員全社が一丸となって迅速なる復旧のお役に立ちたい、と熊本県並びに阿蘇市と連絡を取り合い、水害後1ヶ月程度にて、地産地消の畳表や県産木材等各業界の方々からご協力頂き、木造仮設住宅48棟と後に被災者の憩いの場として活用する「みんなの家」2棟を完成させました。機能性と耐久性を兼ね備えた木造建築の優れた特徴が生かされ、ご利用になった方々からお褒めの言葉を頂戴したことは、今も我々協会員の誇りであり、「木が温もりのある人に優しい素材である」事を再認識する貴重な経験となりました(下は阿蘇に建築した当時の木造仮設住宅です)。

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さて、世界のエネルギー消費量はこの40年間で2倍以上となっており地球規模の大きな課題です。主に新興国で経済発展に伴いエネルギー消費量が著しく増加したことに起因しております。

一方日本のエネルギー消費は2004年をピークに下がりつつあるものの、40年前と比較し企業・事業所他部門では1.1倍であるのに対し、家庭部門では2倍に増加。この家庭部門での省エネが今後の我が国のエネルギー消費量削減のポイントとなっております。

そのような中『ZEH(ゼッチ)~ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス』の実現に向け国によるロードマップの策定や法整備が進められております。zeh省エネ(高断熱・低燃費)と創エネ(太陽光発電等)を同時に実現しエネルギー収支がプラスマイナスゼロ、を目指すものです。

3月18日付けで経産省のZEH補助事業概要案も公表され、例えばZEHビルダー登録事業者だけが利用できる補助額も一棟125万円との予定が示されております。bels

また4月より建築物省エネ法の施行に合わせ『BELS(ベルズ)~建築物省エネルギー性能表示制度』の評価対象に住宅も追加されました(2014年4月より非住宅版BELSは既に開始済)。2020年までの過渡期という位置づけで第三者による評価実施機関が省エネ性能の基準適合認定を5段階で行うものです。

このように多様な顧客ニーズに対応できる事業者の選別はますます厳密に行われることは明白であり、弊社としましてもますます情報感度を高め、研究開発・技術向上に一層注力して参ります。引き続きイワイホームのご提案にご期待くださいますようお願い申し上げます。

 

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去る3月11日~13日、所属する肥後東ライオンズクラブ(以下LC)の代表団の一員として宮古LC(沖縄県)との友好団体を目指す交流会のため宮古島に行って参りました。

“宮古ブルー”としか表現できないほど鮮やかな紺碧の空と海、限りなくどこまでも続く水平線。展望台からの眺望は圧巻のまさに絶景。

LC会員様とは大自然のなか大好きなゴルフ交流を堪能、3336

懇親会では、どことなく懐かしく心地よい三線の音色と宮古民謡をご披露頂くなど、

まるで古くからの友人のように温かい心づくしのおもてなしに酔いしれました。

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宮古島民の皆さまとの交流はともすれば日々繁忙に忘却しがちな“人の心の温かさ”を思い起こさせてくれました。

次回は紅葉の季節の頃にでも、宮古LCの皆様を熊本にお呼びして精一杯のお返しをしたい、と今のうちから肥後東LCの仲間たちと話し合っております。

本当に思い出深い心洗われる宮古島の旅となりました。

心からの感謝の念を込めて、「あなたがいてくれるおかげです、ありがとう!」

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