お知らせ

イワイホームの誇る家、優れた耐震性を兼ね備えた健康住宅です!

社長の岩井健一です。

熊本地震から1ヶ月半が経ったとはいえ、いまだ多くの方々が避難生活を余儀なくされておられます。県民の皆様の日常生活も地震前の平穏な暮らしに戻ったとは言えず、さまざまな困難を抱えながらも復旧・復興に向け懸命に努力されておられることと存じます。

 

イワイホームでは地震発生以来、全社員一丸となって点検作業及び応急処置にお伺いする一方、復旧工事等にも注力して参りました。しかしながら引き続き非常に多くのお客様からご要望等を頂戴し、対応に時間を要する場合もあるかと存じます。何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

今後とも迅速な業務推進を常に心がけて参ります。

震災お見舞い写真

 

 

また営業体制も地震前の状況に戻しさまざまなご相談業務及び新築等のご提案にも積極的にご対応させて頂いております。すぐにご入居頂けるモデルハウも多数ご用意致しており、お問い合わせも数多く頂戴しております。

 

 

 

イワイホームの誇る家は、「健康」「耐久性=耐震性」「省エネ」を兼ね備えた理想的な家づくりとして当社が注力する「通気断熱 WB工法」の家です。WBとは“ダブル・ブレス”の略で“2つの通気層で呼吸をしている”家という意味です。家の大敵は湿気です。湿気が蓄積されると土台や柱が根元から腐食し家の寿命を縮めます。地震対策も湿気対策と言い換えても過言ではありません。数百年前の木造建物である興福寺(奈良)の五重塔と東金堂、あるいは正倉院といった数々の国宝の木造建築物が現存するのは、外気に触れているからであり、乾燥した状態を保つことで木の強度が落ちないのです。さらには透湿性のあるパネルで外周を覆うことは家そのものを壁で支える構造となり、縦揺れ・横揺れはもちろん“ねじれる”ことも少なく耐久=耐震性に優れております。木造は地震に弱いというのは単なる誤解であり、安らぎのある木の温もりに囲まれて、健康的で合理性の高い丈夫な家づくりが可能であります。幅広い価格帯に対応した新築プランのご提案ラインナップも充実しております。

どうか一度、弊社までお気軽にお問合せ頂きますようお願い申し上げます。

 

一方、前回ご報告致しましたように、弊社加盟の熊本県優良住宅協会では熊本県及び熊本市と連携し4月29日より西原村にて木造仮設住宅の第一期工事分30戸に着工、第二期工事では20戸を予定、合計で50戸を完成させます。6月中旬より順次完成予定で被災者の方々にご入居頂く計画です。多くの業界団体や組合、地元企業にも幅広いご支援とご協力を頂戴し、一部内装にはスギを、フロアにはヒノキ材を使用、畳表には八代産イグサを無償提供頂くなど、「オール熊本」で建築する“地産地消住宅”であります。短い工期と木造という当協会が持つ仮設住宅のノウハウを十分に発揮した「熊本モデル」により、被災者の方々が安心して生活していただくという信念のもと、「一日も早く、一人でも多く」をモットーに協会加盟の全社一丸となって日々取り組んでおります。

 

「雲外蒼天」。わたくしは今この言葉を強く心に秘めてさまざまな課題に取り組み、また社員を鼓舞しております。雲はさまざまな障害や悩みの意で、困難を乗り越え、努力して克服すれば、快い青空が望めるという意味です。決して絶望してはいけないという激励の言葉として自分自身を叱咤激励する日々であります。

弊社は30年近い経験を踏まえ、今回の地震によるさまざまな環境変化にも対応しうる新たなご提案を行ってまいります。蒲島県知事のお考えにある、「創造的な復興~さらなる熊本の発展」に向け、皆様に信頼される住宅会社として使命感を持ってこれからも事業展開して参ります。

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(写真は「くまもと経済」6月号インタヴュー記事より転載)