「意思あるところに道はある」
社長の岩井健一です。
政治不信にもつながりかねない一連の政治家と官僚の問題や共謀罪法案の是非に東京オリンピック開催に向けた諸問題、都知事選や築地・豊洲の移転問題etc。海外では相変わらず北朝鮮問題に米国トランプ大統領による地球温暖化防止のパリ協定からの離脱宣言、各地で巻き起こるテロ事件など国内外の政治、経済の先行きはは混迷を極め強い信念をもって生きていかなければ、と心穏やかではない日々が続きます。
「モチベーションの維持が難しくなった」
女子プロゴルファー 宮里藍さんの引退表明はあまりにも早すぎる感が否めませんが、実にすがすがしく凛としたプロとしての生きざまを見せてくれました。若くして才能を発揮するスポーツ選手には、ある種独特の輝きがあり、日本選手初の世界ランキング1位に上り詰めたのは流行りの「パワー」ではなく生命線のパット勝負。天才少女の才能の陰でひたむきな努力を決して怠らない選手でありました。「感謝の気持ちで一杯」。その見事な生きざま、あの笑顔と語り口に、テレビに向かって思わず拍手を送りたくなりました。
さて先月28日(日)、弊社初の県外での事業展開である「県立出水高校みなみ」(鹿児島出水市武本)分譲地においてモデルハウスが上棟、「構造見学会」と「もちなげイベント」を企画しおかげさまを持ちまして大変盛況裡にて開催することができました。
何より嬉しかったのは、県外ということで知名度も高くなくイベントの成功に不安も抱えながらの取組ではありましたが、お休みにも関わらず、現地でお世話になっている提携業者の皆様、わたくしの古くからの友人・知人やそのご家族、その他本当に多くの方々のご支援・ご尽力を賜ったことは驚きを禁じえないほど心より感謝しております。熊本地震直後にもたくさんの支援物資をトラックに積み込んでいち早く駆けつけて頂くなど、公私ともに大変お世話になっております。創業の年に熊本市東区戸島で試行錯誤の末、多くの方々のご協力を頂き初めて分譲・売出しイベントを開催した時の忘れえぬ感動。以来30年間、弊社は一貫してこのように社内外の多くの方々に支えられて時代を生き抜いてきたのだ、と胸の熱くなる思いで帰熊致しました。
鹿児島県出水市は熊本と隣接しており、水俣市にお勤めの方にも人気のエリアであります。間もなくモデルハウスも完成いたします。どうか新築ご計画等ご検討の方、周りでそのような方をご存知の皆様、本社および出水営業所へお気軽にお尋ねくださいませ。
「正正堂堂」
先日思いがけずこの言葉を30年ぶりに見つめなおす機会に巡り合いました。大相撲で大関に昇進した高安関の口上です。
「大関の名に恥じぬよう、正々堂々精進します」
実力に裏付けされた人気の理由には、失敗を繰り返しながらも多くの方々に支えられ様々な困難を乗り越えてきて今がある、という感謝の気持ちを忘れずに相撲と真摯に向き合う大関の人柄・姿勢に共感する人々が多いこともあるのではないでしょうか。
「感謝」、「正正堂堂」、「ありがとうの家づくり」
これが弊社の真髄であり「イワイスピリッツ」そのものです。
奇しくも高安関の相撲道における信念と、わたくしが築き上げてきた弊社の企業理念には相通ずるものがあり感慨深い思いでテレビに釘付けとなりました。
混沌とした時代背景の中、創業31年目に向け、「変わるべきこと」と「変えてはならないもの」を見極めながらも、お客様に喜んでいただける家づくりをご提供し社会に貢献したい。宮里藍選手や高安関の報道を通して、30年前の創業理念は今も何ら変りはないのだ、という誇りと自分のモチベーションを再確認する良い機会となりました。